国内BtoC-EC市場の近未来予想と活性化への期待
2021年の日本国内の物販系BtoC-EC市場(以降「国内EC市場」)の規模は13兆2,865億円(経済産業省発表)
と比類なき巨大な市場が形成されています。一方コロナの反動もあり拡大ペースに以前ほどの力強さは見ら
れなくなっています。かかる認識の下、国内EC市場の足元の現状、特徴、今後の見通し等を踏まえ、国内EC市場の活性化に向けて想定されるシナリオパターンについて考察を試みます。
内容:
・市場構造や諸外国との比較などから見た、国内EC市場の4つの特徴
・国内EC市場のこれまでの成長率と今後のピークアウト時期の予想
・国内EC市場が活性化するシナリオとして考え得る4つのシナリオパターン
・今後の国内EC市場の拡大に従って期待されるイノベーションとは
本谷 知彦(もとたに ともひこ)
株式会社デジタルコマース総合研究所 代表取締役
1990年大和総研入社。ITの主任研究員等を経て2013年より国内外の産業調査・コンサル
業務に従事。2014年から7年連続で経産省EC市場調査を担当。退職後2022年にEC特化
のシンクタンク「デジタルコマース総合研究所」設立。現在に至る。